多言語を操るための要素
『人間はみな語学の天才である』(アルフレッド トマティス著、 トマティス研究会)
これまでの語学人生の中で記憶に残る、印象深いものの一つとしてこの本を上げます。
著者はトマティス・メソッドの創始者です。
赤子のときから習慣づけることで、誰でも言語が話せるということを教えられました。
また、”なぜ日本人に英語が聞き取れないか”の理由がわかりました。
言語の周波数領域の違いが影響していると、なるほど納得できました。
今では普通に”英語耳をつくれ”と言われています。
この図にはないですが、日本語の帯域はスペイン語に近いそうです。
このことから考えるとイギリス英語がアメリカ英語より日本人の耳には
聞きづらいことがわかります。
ロシア語と同様に周波数帯域の広い言語ではポルトガル語が上げられます。
「周波数帯域の広い言語を母国語に持つこと、もしくは得意であること」は
多言語を操る一つの要素と言えるのではないでしょうか。
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